ターボファンにはたくさん種類がある

ファンは羽根車が回転することによって空気を流す装置のことを指します。ファンは空気を吸引する方角と空気を送り出す方角の差によって幾つかの種類に分けられます。その中の1つである回転軸から離れた方角に風を送り込む遠心型のファンは羽根の形によって幾つかの種類に分類することができます。
小さい羽根がたくさん取り付けられているシロッコファンは風を送り込む量は比較的少ないのですが動作音が静かなため民生品に採用されることが多い遠心型のファンになります。ラジアルファンはシンプルな構造をしていて頑丈であることが特徴となっています。後ろ側に羽根が傾いているファンのことをターボファンといい風を送る量を大きくすることができる上に耐久性に優れているものを作ることが可能なのでエンジンに使われる部品などの他に色々な使い道で利用されています。

利用する場所によって適切なタイプは違う

ターボファンは構造や使い道により何種類かのタイプに分けることが可能になります。構造の基本的な違いで分類するとまずシングルサクションと呼ばれる片側から空気を吸い込むタイプとダブルサクションと呼ばれる両側から空気を吸い込むタイプに分けられます。
そして軸受を配置する位置に応じて片持ち式のタイプと両持ち式のタイプに分類することができます。羽根を製作する方法で分類すると値段が安く最もシンプルなプレス成形タイプや中規模のサイズのファンに適している巻き締めタイプ、過酷な状況にも耐えられてサイズが大きなファンに適しているリベット締めタイプなどに分けることができます。利用する場所に応じて適しているファンは違ってくるので製品を効率的に選ぶのが重要になります。

送り込む風の量と振動や動作音の兼ね合いを考える

ターボファンは安定した風圧でたくさんの量の風を送り込むことができますが送り込む風の量が大きくなるほど振動や動作音が大きくなってしまいます。効率を最も高めた状態で風を送り込むためには風の量や風圧や軸動力の関連性を示している性能曲線を理解することが大切になります。動作音が抑えられていてコンパクトな汎用型のタイプは焼却炉や産業用の機械など様々な分野で採用されています。
長いダクトを取り付ける必要があるときは風圧を強めることが必要となり湿気や粉塵が多い場所だと空気が混じり込むのを防止する対策を施す必要があるのでそれぞれの状況に応じたタイプを選ぶ必要があります。プリンターや乾燥機、ボイラーなど色々な使い道に対応することができるようにコストパフォーマンスが高いファンが次々と開発されています。

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